第135章 呪いの入浴剤
クグラ「あの……涼子?」
「あっ、クグラ!ほら私元に戻れたよ?」
クグラ「いや……それはいいんだが…乳が丸見えたぞ?」
「……あっ!!ギャー!!」
小さな体が突然大きくなったので当たり前だが服が破れてしまったのである。服が破れほぼ裸状態だったのに気付き今更ながら涼子は胸を腕で隠した。
クグラ「乳がデカくなって俺は嬉しいけどさ…流石に民に見られるのは嫌だな。」
そう言いながらクグラは自分の羽織を涼子に着せた。クグラの羽織を着た涼子は周りを見渡すと近くに居た民にバッチリ裸体を見られていたのだ。そしてとてつもなく恥ずかしい気持ちになった。
「ゔっ……もぅ嫌ー!!クグラ!早く城へ連れてってー!!」
クグラ「分かった分かった。」
そして二人は城へ戻って行った。
民1「いやぁ…良いもの見てしまったな。」
民2「だな!若い娘の裸体なんて…もぅ何年も見てない。」
民3「妖怪が現れて災難だと思ったが…ある意味運が良かったな。」
なぜか裸になってしまった時に限って見ていた民が中年のおじさんばかりだったのてある。とても不運だ。
ちなみに涼子は恥ずかしくてしばらくの間、必要以上に城から出れなくなったのであった。