第135章 呪いの入浴剤
涼子は日本から入浴剤を何種類か持って来たのだがその一つが呪いの入浴剤だったのだ。
「………きゃー!!」
クグラ「涼子ー!!どうしたー!?」
ヤタカ「なんだ!?あの化け物のような叫びは!?」
ヨルナミ「鳥の妖怪でも出たのでしょうか!?」
カンナギ「いや、激太りしたのかも!?」
風呂場にクグラといつもの神鞘ズがやってきた。
「ぎゃっ!!なんで神鞘ズまでいるのよー!!しかもあんたら失礼な事言いながら来たわね!?」
クグラ「つーか、お前…イナミ??」
「イナミじゃなくて涼子よ!」
ヨルナミ「…もしかして子供になってしまったとか??」
「その通り!」
涼子はイナミそっくりな子供になっていた。年齢はだいたい5歳くらいである。
ヤタカ「またなんでそんなことに??」
「たぶんこの入浴剤のせいだと思う…。」
カンナギ「もしかしてお前の親父に貰ったやつか??」
「いや…実家にあるの勝手に貰ってきただけなんだけど…………ん?クグラ??」
クグラ「そんな…子供になっちまうなんて……もぅ夜のお楽しみはお預けってことか!?デカい乳も尻ももぅ触れな………ぐえっ!!」
本気でガッカリしているクグラに涼子は飛び蹴りをした。
「貴様の心配は夜のお楽しみのことだけかー!!」
クグラ「すみません。冗談です。涼子さんのお身体が心配です。」
ヨルナミ「(弱っ!?)……ところでその入浴剤の効き目はどのくらいなんですか??」
「たぶんこの手の呪いの類は遅くても数日には効き目が切れるとは思うんだけどね…。」
クグラ「数日で切れるのか!?よかったぁ。一生ツルペタだったらどうしようかと思ったぜ!」
「ツルペタ言うな!でも、この体の大きさだと色々と不便だわ。」
クグラ「不便だよな…。最近子作り励んでるのに当分できないもんな………ぐあっ!!」
涼子は今度はクグラを殴った。
カンナギ「体は縮んだのに力は衰えてないようだな。」
そしてしばらく子供の姿で過ごすこととなりクグラも本当は子供の姿なので部屋の中は子供だらけになってしまった。