第128章 主人公の誕生日の話
イナミ「パパ!おやちゅ!」
ウルキ「ウーも!ぽんぽんしゅいた!」
クグラ「へいへい…。じゃぁ、手ぇ洗ってこい。」
おやつを用意してる間に二人だけで手を洗わせているとまた事件が起きた。
イナミ「キャハハハハ!!」
ウルキ「じゃぶじゃぶ〜!!」
クグラ「………だー!!お前ら何やってんだよー!!」
いたずら盛りのイナミとウルキは手洗い場で水遊びをして全身濡れていた。クグラも水をかけられびしょ濡れである。
「あ〜ぁ、洗い場に二人だけにしたらこうなるわよ…。」
クグラ「ゔっ…涼子は向こうでゆっくりしてろ!俺が片付けるから!」
「ありがとう。でも大丈夫よ!クグラ、一緒に片付けよう?」
クグラ「……涼子、ごめん。せっかくゆっくりしててもらうつもりだったのに…。」
「いいんだって。…みんなびしょ濡れだからお風呂入って来ちゃえば?風邪ひくよ?」
涼子はクグラの頭を撫でながら言う。まるで手伝いを失敗してしまった息子とそれを慰める母親である。
クグラ「涼子ー!!」
そしてクグラはびしょ濡れのまま涼子に抱き着き涼子まで濡らしてしまうのである。
「よしよし。(あーぁ…私まで濡れちゃったじゃないの…。)」
そんなこんなで家族四人で風呂に入りその後また事件が起きた。