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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第128章 主人公の誕生日の話


この物語の主人公、三神涼子の誕生日の設定は無いのだが、今回はある年の誕生日のお話をします。その誕生日の時まだイナミとウルキは2歳前でヒキツとトミテを妊娠していて、もぅすぐ出産かな?という時期でした。
クグラ「涼子〜!今日はお前の誕生日だな!おめでとう!」
「ありがとう!誕生日とかすっかり忘れてたわ。」
クグラ「えっ!?じゃぁケーキは!?ご馳走は!?」
「……私の誕生日に私が作るの??」
クグラ「だってケーキは涼子しか作れないし!ご馳走だってカセフノ料理になっちまうから涼子的に誕生日のご馳走じゃないんじゃねぇか??」
涼子はカセフノの料理は美味しくは食べれるが特別好きな物はないのである。やはり日本の味が一番なのだ。
「ん〜…育児と仕事に追われて誕生日のことなんてすっかり忘れてたからなぁ……ん?私ったらまだ若いのにちょっと悲しいこと言っちゃってる?」
クグラ「涼子…誕生日忘れる程余裕が無かったなんて……よし!今日はゆっくりしてろよ!俺が子供らの面倒全部見るから!」
「えっ…大丈夫なの??」
クグラ「大丈夫だって!クグラ様に任せろ!誕生日のケーキとご馳走は無いが涼子を楽させてやる!」
「う〜ん…じゃぁ、頼もうかな!」
クグラ「よし!決まりだ!涼子はゴロゴロでもダラダラでも好きにしてろよ?」
「うん。(なんか小学生の息子が下の子の面倒見るの手伝ってくれてるような感じだな…。)」
クグラ「イナミ〜!ウルキ〜!パパと遊ぶぞ〜!!」
ウルキ「パパ!うーま!!」
イナミ「あたちしゃきよ!」(私先よ)
「(二人で同時にウンチした時とか対応できるかな…。)」
そして事件は起きた。
大人の姿のクグラが二人同時に背に乗せてお馬さんをやってあげてると二人同時に力み始める。
イナミ「んー!!」
ウルキ「うー!!」
クグラ「えっ??……………だー!!まさか!?」
イナミ「パパ!ウンコちたよ!!」
ウルキ「ウーもいっぱい出た!」
クグラ「俺の背中で同時にするなよー!!」
幸いまだオムツをしていたので背中が大惨事になる事はなかった。そしてクグラは二人のウンコ処理に苦戦する。涼子にゆっくりしてろと言った手前手伝ってとは言えないので一人で後始末をした。
クグラ「はぁ…なんとか終わった。」
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