第123章 芋天使
ある日、ハニヤスで採れた芋をカンナギが大量に持って来てくれたので一緒に焼き芋をする事にした。
「このお芋!甘くて美味しいね!」
クグラ「だな!ついこの前新しく出来た品種らしいぜ?」
「そうなんだ〜!美味しいからいくらでも食べれそうだわ!」
カンナギ「あんま食い過ぎるなよ〜?屁が出るぜ?」
「ちょっと!そういう事言わないでよ!」
クグラ「そうだ!涼子が屁なんかするわけねぇだろ!」
カンナギ「いや、人間だからしないって事はねぇだろうが。お前がまだ涼子の屁を聞いた事ないだけだろ?」
「だから!芋食べてる時に私のオナラの話をしないでってば!………そういえば芋といえば、芋作ってるあの子は元気かしら…。」
クグラ「あの子??」
「三年くらい前なんだけど…ハニヤスでお祓いの帰りに一人で一生懸命、芋畑の手入れをしている子が居たのよ……。」