第119章 降霊3
先先代「ほうほう…三神涼子!……70点!」
「は??何が??」
先先代「ん?見た目の点数…ぐぇっ!!」
涼子は先先代をぶん殴った。
「あんた失礼じゃないの!!」
クグラ「そうだ!俺の涼子は100点満点だろうが!」
先先代「いや…やっぱり60点だな。」
「なんで下げるのよー!!」
今度は襟首を掴んで揺さぶった。
先先代「だってー!!乱暴でガサツじゃないかー!!10点減点くらい当たり前だ!ちょっと脚太いし尻もデカいし!顔はそれなりな気がしたがキツ過ぎ!よって、60点だ!」
「キー!!なんかムカつくわねー!!ヤタカ以上に!!」
ヤタカ「君は僕をいつもムカつくと思ってたのかい??」
「……まぁ細かい事は気にしないでよ。ハゲるわよ?」
ヤタカ「僕は絶対ハゲない!」
先先代「ヤタカよ…君は80点だな。ハゲたら70点だけど。」
ヤタカ「は!?なんで80点!?」
先先代「ん〜…全体的に紳士だし、いい感じなんだがなぁ…ちっと目が細いのが減点だ!」
ヤタカ「なんかかなり失敬だな!!」
先先代「そこの半裸二人は50点な。」
クグラ「は!?んだとコラ!!」
カンナギ「俺様に向かって50点とは何だ!!」
「そうよ!カンナギは兎も角、クグラは100点満点でしょ!!」
カンナギ「俺は兎も角ってなんだよ!!」
先先代「だって〜服ちゃんと着てないから下品で粗野な感じなんだもん!顔そのものは悪くないのだがな!」
カンナギ「この野郎…。」
先先代「で、ヨルナミとやらはこの中で一番高得点の85点だ!」
ヨルナミ「は!?私にまで点数を付けたのですか!?」
先先代「うん!だってそれが私の趣味だからね。」
「嫌な趣味ね。」