第119章 降霊3
神鞘会議後にヤタカがクグラに声をかけてきた。
ヤタカ「なぁクグラ?前に先代の神鞘の霊と話をしたって言ってたよな?」
クグラ「あぁ、降霊な!やったけどどうしたんだよ?」
ヤタカ「この前、先先代の空の神鞘の遺品が見つかってね…涼子に降霊してもらいたいんだが…。」
クグラ「…スゲー残念な気持ちになるかもしれないぜ?風の神鞘はスケベだったし、火の神鞘は老け顔のホモだったし。」
ちなみにクグラは先代の空の神鞘と面識はあるのだが先先代は知らないのである。
ヤタカ「君達のところよりは大丈夫だろう。なんせ先先代もなかなかの紳士だと聞いてるし。」
クグラ「…まぁ、後悔しないって言うならいいぜ?」
そしてヤタカは涼子に降霊してもらうために先先代神鞘の遺品の鏡を持ってクグラの城を訪れた。ちなみにヨルナミとカンナギも一緒である。
「先先代の空の神鞘を呼び出したいのね?構わないけど…後悔しても知らないわよ?」
ヤタカ「大丈夫だ!お願いするよ。」
「…わかったわ。古に失われし魂よ!黄泉の世界より降り立ちたまえ!」
すると先先代の空の神鞘が現れた。
先先代「…我を呼び出したのはお前達か。」
クグラ「おっ!今までのと同じこと言ってら!」
ヨルナミ「この方が…先先代の空の神鞘…。」
カンナギ「ヤタカより貫禄あるよな!」
ヤタカ「黙れバカンナギ!!…あなたが先先代の空の神鞘ですね?僕は現空の神鞘のヤタカです。あなたに一度お会いしたくて…」
先代「お前が現神鞘か…………ほぉ、なかなかいい男じゃないか!」
ヤタカ「えっ…はぁ。」
先先代「いや〜、私には負けるがなかなかのいい男だ!神鞘に相応しい!」
カンナギ「なんだよ…コイツ…。」
先先代「ん??その他の奴は何だ??」
「あぁ、私は三神涼子!あなたを呼び出したのは私です。」
クグラ「俺は風の神鞘クグラだ!」
ヨルナミ「私は水の神鞘ヨルナミです。」
カンナギ「俺は…火と地の神鞘カンナギ。」