第106章 クグラ父と神鞘ズ
ハツイ「もっと昔だ!神鞘ヤタカ!貴様!俺を踏み潰したろ!?」
ヤタカ「は??」
「…お父さん?もしかしてそれってずっと昔やっとフナムシに転生できたって時の話??」
カンナギ「あ?フナムシだ??」
クグラ「俺の親父が死んで初めて転生したのがフナムシなんだよ…。」
ハツイ「そう!フナムシ時代にこの神経質そうな男に踏み潰されて呆気なく死んだんだよ!あの時の貴様の叫び声は一生忘れない!せっかく生まれ変わったのにすぐにこんな男に踏み潰されて…俺の人生返せー!!」
クグラ「フナムシでも人生なのか??」
カンナギ「虫生じゃねぇの?」
ヤタカ「…………涼子?これは謝った方がいいのかな?」(コソコソ)
「今は子供だからね…とりあえず謝ってあげてよ。」(コソコソ)
ヤタカ「クグラのお父上…記憶にないとはいえ申し訳なかった。」
ハツイ「………よし!お詫びに今度、元秘女王と一晩一緒に…あだっ!!」
クグラ「バカ言ってんじゃねぇ!」
ハツイはクグラに拳骨された。
「ところでカンナギに会ったのってムルだった時??」
ハツイ「あぁ、そうだ!この男!ムルになった俺の事を酒のつまみと叫びながら化け物並みの執念で追い回し最後には……丸焼きにして食いやがった!!」
カンナギ「化け物とはなんだよ!!」
ハツイ「化け物だろうが!酔っ払ってそのまま噛り付いたくせに!!」
「クグラのお父さん、食べられた相手とよく平気で話せるよね…。」
ハツイ「平気ではないぞ?結構心に傷を負ってるんだ!だから涼子ちゃん俺を慰め……ぐあっ!」
また涼子に抱きつこうとしてまたクグラに殴られた。
クグラ「毎度毎度同じ事しやがって!ちっとは学習しやがれ!!」
「で、ヨルナミさんはクグラのお父さんに何をしたの??」
ハツイ「あぁ…あれはな。テコに転生した時だった…」
カンナギ「このおっさん人間になるまで相当な時間かかったんだな?」
「クグラのお父さん時代に破廉恥行動を色々やってたから時間かかったっぽいよ。」