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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第106章 クグラ父と神鞘ズ


クグラの父が転生してちょくちょく会っているという話を聞いた神鞘ズが珍しいもの見たさでわざわざ見に来た時の話です。
ハツイ「はじめまして!前世はクグラの父でしたが今は普通の五歳児!ハツイです!」
ヨルナミ「はじめまして。私はヨルナミです。」
ヤタカ「ヤタカです。」
カンナギ「カンナギだ。」
ハツイ「いやいや、まさか神鞘様にお目にかかれるとは…転生してよかった。特にヨルナミ様って美人だしー!!」
ヨルナミ「えっ!?」
ハツイはヨルナミに抱きつこうとしたがいつもの様にそれをクグラに阻止された。
クグラ「おいコラ!やめろよ!」
ハツイ「涼子ちゃんじゃないのになんで邪魔する!?」
クグラ「言っておくが…ヨルナミは男だぞ。」
ハツイ「……げっ!?マジ!?」
クグラ「普通に考えれば分かるだろうが!神鞘なんだから男に決まってるだろ!」
ハツイ「そんな!!昔と違って今は女も神鞘になれるようになったのかと…キレイな姉ちゃんに会えたと思って気分が上がってたのに!!」
カンナギ「女好きなところとかクグラそっくりだな。」
クグラ「俺、ここまで露骨じゃねぇんだけど!?つーか、今は涼子一筋で女好きじゃねぇから!」
そんなこんな話してると涼子がやって来た。
「みんな〜、お茶とお菓子あるから食べてね〜!」
ハツイ「おっ!涼子ちゃん!今日もおっぱい大き…ぐあっ!!」
涼子は軽くハツイを拳骨した。
「クグラのお父さん?いい加減触ろうとするのはやめてね?」
そしてお茶とお茶菓子を食べていると突然ハツイが騒ぎ出す。
ハツイ「………あー!!そういや、お前達見たことあるぞ!!」
クグラ「あ?そりゃ神鞘だから見る機会はあったんじゃねぇか?」
ヨルナミ「災害の時、我々は他の領土にも行く事もありますからね。」
ハツイ「違う!そういうんじゃなくて昔に見たんだよ!つーか、コイツらに殺されたんだ!!」
ヤタカ「まさか…今の姿に転生する前に降し合いの被害に?」
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