第105章 風邪

次の日…
「涼子様復活！！」
一日寝たらあっさり治りました。
クグラ「涼子〜！！よかった…元気になって。」
「クグラ、心配かけてごめんね？」
クグラ「じゃぁ1日ぶりにチューしてくれるか？」
「うん！」
口付けを交わそうとした瞬間ハツイがやって来た。
ハツイ「クグラ…涼子ちゃん…。」
クグラ「げっ…親父…。(なんでチューする前に来るんだよ…。)」
ちなみにハツイは孫達の面倒を見る手伝いをする為、城に泊まったのである。
「クグラのお父さん？？なんか顔赤いけど…。」
ハツイ「…俺、風邪ひいたかも。」
クグラ「マジかよ…。」
「えっ！？なんで？？クグラには移らなかったのに！？」
ハツイ「バカは風邪ひかないっていうからだろ…。」
クグラ「は！？違えし！神鞘だから普通より丈夫なんだよ！」
「(バカだからではなかったか…。)医師呼んであげるからクグラのお父さんこっちで寝て？」
涼子は自分が使っていた寝所にハツイを寝かせた。
ハツイ「あぁ…この寝所…涼子ちゃんの匂いがする…ハァハァ…」
クグラ「なぁ…この親父、外に放り出していいか？」
「…一応今は子供で病人だし…とりあえずやめときなさい。」
そんなこんなでハツイは熱が下がるまでカセフノの城でお世話になることになったのでした。
ハツイ「俺、このまま此処に住んじゃおうかな？」
クグラ「とっとと自分の親のとこに帰れ！！」