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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第101章 ショタコン妖怪


クグラ「ところで…涼子?お前に言いたい事があるんだが。」
「えっ…(もしかして妖怪を誘き寄せるためにクグラに子供の姿になれって言って利用したのを突っ込まれる感じ!?)……何かな??」
クグラ「お前…俺のこと助けに来た時、カンナギと手ぇ繋いでたろ?」
「ん?あっ…うん。そういえば繋いでたね。(よかったぁ…誘き寄せは気付いてないようね。すっとこどっこいで助かった…。)」
クグラ「なんで繋いでたんだよ。」
「いや…特に深い理由はないよ?クグラが拐われて混乱してる時にカンナギに会って思わず引っ張っちゃったって感じだし?」
クグラ「……本当に??」
「本当だって!じゃなきゃカンナギと手なんて繋ぐわけないじゃん!」
クグラ「でもさ…どんな理由があるにしろ他の男の手を握ってほしくなかった。」
「……ごめんね?」
クグラ「…よし!じゃぁ今夜は寝所で俺の言う事なんでも聞くんだぞ?」
「えっ!?なぜに!?」
クグラ「…悪いと思ってるんだろ?だったら俺の言う事聞け!」
「そんなー!!」
この日の夜、夜通しイチャイチャし続け二人揃って寝不足になったのである。
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