第101章 ショタコン妖怪

クグラのブチ切れ具合にビビった妖怪はあっさりと薄情する。
クグラ「そうか…。涼子！」
「はいよ！封印！！」
妖怪「えっ…そんなー！！正直に言ったのにー！！」
そして、いとも簡単に封印されるのであった。
カンナギ「おい！ナグも拐われたのか！？」
「うん。あと、ミツハメで湯屋をやってるヤクニとヒコナって子達もね。…とりあえず洞窟へ行きましょう！」
合流したヨルナミとヒモロゲを含めみんなで洞窟へ向かう。
ヒモロゲ「ナグー！！どこだー！！」
ナグ「…ヒモロゲ？」
ヒモロゲ「ナグ！よかった！無事で！！」
ナグ「うん…でも怖かったよ…。」
「親子の感動の再会って感じね！」
ヒモロゲ「ん！？俺は花嫁絶賛募集中だしナグの父親とは違うんだが！？」
ナグ「ヒモロゲと僕は友達だもんね。ところで涼子ちゃんが妖怪倒してくれたの？ありがとう。」
「ん〜私は封印しただけで、クグラが極飛で攻撃してナグ達の居場所聞き出してくれたって感じ！」
ナグ「クグラ様…ありがとうございました。」
クグラ「いやいや！なんて事ねぇよ！」
ヨルナミ「ヒコナもヤクニも無事で何よりです。」
ヒコナ「ヨルナミ様、ご心配をおかけしました。」
ヤクニ「本当に…皆様もご迷惑をおかけしました。」
「二人とも若いのにしっかりしてるわね〜！」
ヒコナ「まぁ、これでもそれなりに歳はいってますから。」
ヤクニ「ところでなんで俺らみたいなのが狙われたんでしょう？？」
カンナギ「少年大好きな変態ショタコン妖怪だったんだとよ。」
クグラ「そうなんだよ。俺も、うっかり捕まっちまってさ…危うく変態の餌食になるところだった。あの妖怪俺らの体を弄るつもりだったみたいだぜ…。」
ヒコナ「…うげーっ！！」
ヤクニ「何もされる前に助けてもらえてよかった…。」
そんなこんなで事件は解決し皆それぞれの領土に戻って行った。