第101章 ショタコン妖怪

「兎に角！行くわよ！カンナギ！！」
カンナギ「えっ……んがー！！」
涼子はカンナギの手を取ってまた凄まじい顔とスピードで走り出す。
「ショタコーン！！私のクグラを返せー！！」
そしてホニの所へ行くとクグラを捕まったままの妖怪が居た。
「居たー！！おいコラ！ショタコン変態妖怪！私のクグラを離しなさい！！」
妖怪「ダメだね！この子は私の住処に連れて行ってあんな事やこんな事を…ぐふふ。」
「クグラの股間に触れたら私が許さない！！」
カンナギ「ハァハァ…お前…んな事言ってて…ハァハァ…恥ずかしくないのか？ハァハァ…。」
「なによ…ハァハァ言っちゃって。興奮してるの？？」
カンナギ「んなわけねぇだろ！ハァハァ…お前が…凄まじい顔と…ハァハァ速度で走るから…ハァハァ。」
「凄まじい顔言うなー！！てか、あんた体力ないのね。神鞘のくせに吃驚だわ。」
カンナギ「ハァハァ…お前が化け物級の体力なだけだろうが！！」
ホニ「あの…早くクグラ様を助けなくていいんですか？？」
「あぁそうだった！」
涼子は妖怪退治用の札を出した。
妖怪「はっ！そんな札で私を倒す気かい？そうはいかないよ！鞘ではないみたいだが、私はそこの少年もいただくつもりなんだからね！」
ショタコン妖怪はホニを指差して言う。
ホニ「は！？私！？」
妖怪「そうだ！私は可愛い少年が大好き……ぐあっ！！」
ホニはショタコン妖怪に向かって石を投げつけた。
ホニ「私は少年じゃなくて少女……ってかもぅ大人の年齢だし！！」
妖怪「……なにぃー！？そんなにツルペタで気が強そうで女らしくない格好してるのにー！？……ぐあっ！！」
今日のホニの服装はいい感じに女らしさがない服装であった。更に本人も気にしてるので今まで誰も触れなかったのだが胸が非常に小さいのである。
ホニ「ツルペタ言うなー！！」
ホニの飛び蹴りがいい具合に当たり妖怪はクグラを離してしまう。
「クグラ！！」
クグラ「涼子！俺とした事があんな変態妖怪に捕まっちまうとは…。」
「でも無事でよかった。」
クグラ「あぁ。とりあえず…あらわれたまえ！極飛！！」
クグラは劍神を出して妖怪に向かって攻撃をした。
妖怪「ぐっ…！？」
クグラ「この変態！！切り刻まれたくなかったらナグ達の居場所を教えろ！！」
妖怪「……そこの森を入った所にある洞窟です。」