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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第100章 忘年会


クグラ「え!?いや、そうじゃなくて!しかも酒持って行こうとしてるし!!」
「……じゃぁ、ここでしちゃおうか?」
そう言うと涼子はシャツを一枚脱いだ。
クグラ「だー!ダメ!こんなところで!しかもコイツらの前で!!」
そして一枚脱いだところで突然座り込む。
クグラ「…涼子??」
「………………..zzzZZ」
クグラ「あれ?寝ちまった…。」
ヨルナミ「はぁ…やっと静かになりましたか。」
カンナギ「ったく…たいして強い酒でもないのによくこんなに酔っ払えたよな。相当酒癖悪いな。」
ヤタカ「まぁ、酒を飲むのも初めてだったみたいだし仕方ないんじゃないか?」
クグラ「みんな悪かったな。とりあえず涼子を寝かせてくるから。」
クグラは寝所に涼子を連れて行き寝かせる。
クグラ「…ったく。初めてなのに調子に乗って飲み過ぎるから…。」
「ん〜……クグラ…大好き……」
クグラ「…寝言か??」
「………………。」
クグラ「ふっ……」
クグラは少し笑い、涼子の頭を撫で唇に軽く口付けをしてみんなの元に戻って行き忘年会の続きを行った。

次の日の朝
「ゔ〜…頭痛い……。」
クグラ「まぁ酒弱いのに結構飲んだからな〜。何やってたか覚えてるか??」
「…何も覚えてない。クグラに抱きついたりした気はするけど…。」
クグラ「…そうか。まぁ忘れてるならいいや。」
「えっ…私何やったの??教えてよ!」
クグラ「……みんなの前で俺に抱きついてチューしようとしたり、カンナギを露出狂呼ばわりしたり、俺とヨルナミがデキてるって騒いだり、ヤタカに絡んだり…服脱ごうとしたり…まぁ色々とな…。」
「……嘘ー!?」
クグラ「本当だよ。マジで覚えてないんか。」
「覚えてない…。服脱ぐとか最悪じゃないの!!」
クグラ「まぁシャツ一枚脱いだら寝たから…とりあえず未遂で終わったよ。」
「私は脱いで何をしようとしたの…??」
クグラ「ん〜……みんなの前で俺と…ヤろうとした…。」
「……えー!?嘘でしょ!?」
クグラ「いや本当だ。まぁ、涼子が酒飲んだの初めてなのみんな分かってるからさ。あんま気にするなよ?………でも、とりあえず当分は酒飲まないようにだけはしとけ?な?」
「………もぅ二度と飲まない!!」
涼子は恥ずかしさのあまり年が明けるまで部屋に引きこもるのであった。
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