第99章 夫婦二人きりのクリスマス
とりあえず気を取り直してまたクリスマスの話題へ。
クグラ「で、クリスマスってのは贈り物交換もするんだな?涼子は俺に何かくれるのか??」
「うん!もちろん!」
クグラ「よし!じゃぁ、子供にしようぜ?」
「いや、それは絶対出来るとは限らないし!…てか、ただヤリたいだけだったりしない??」
クグラ「……そんなことないよ?」
少し目を逸らして言った。
「とりあえず子供のことは置いといて…」
クグラ「えー!?じゃぁヤらせてくれないのか!?」
「それは夜ね!今はクリスマスの贈り物の話をしてるんでしょ!…私はね、お揃いの指輪がいいかなと思ってるんだ!」
クグラ「指輪かぁ…ちなみになんで指輪??」
「天和国では首飾りだけど…日本では結婚したら夫婦でお揃いの指輪を左手の薬指に着けるんだよ!だからお揃いの着けたいなぁと思って!」
クグラ「そっかぁ…指輪いいな!」
「じゃぁ私からは指輪プレゼントするからね!」
クグラ「おぅ!俺からの贈り物は…まだ内緒だ!」
「え〜!教えてくれないの??」
クグラ「涼子が驚く顔が見たいからさ!明日楽しみにしてろよ?」
「う〜ん。分かった!」
そして次の日のクリスマス
「クグラ〜!これがクリスマスの料理だよ!」
涼子は日本で買ってきたクリスマスケーキとフライドチキン、ピザ、サラダなどのクリスマスっぽい料理を用意した。
クグラ「スゲー美味そう!でも…野菜が余計だな〜。」
「好き嫌いしないの!野菜も少しは食べなきゃ!」
そして二人はイチャイチャしながら食事をする。
クグラ「涼子!あ〜ん!」
「あ〜ん。はい、クグラも!あ〜んして?」
クグラ「…野菜じゃないのがいい。」
「一口だけ食べて!はい、あ〜ん!」
クグラ「……あ〜ん。……ゔ〜、野菜やっぱり好きじゃないな。」
「体に良いんだから少しでも食べた方がいいんだって!」
クグラ「じゃぁ、いつも野菜食べる時は涼子が食べさせろよ?じゃないと俺食べないからな?」
「クグラってば〜。甘えん坊なの??」
クグラ「俺、涼子にだけ甘えん坊なんだ〜。こんな俺でも好きでいてくれるか??」
「当たり前でしょ?私はクグラが大好きだもん!」
クグラ「俺も涼子大好き!」
二人は口付けをする。