第98章 クグラ一家のクリスマス
トミテ「嫌だじょ!」
ヒキツ「もっと飛んで!」
クグラ「風の妖精クグランも仕事があるんだよ。」
ヒキツ「どこで?」
クグラ「妖精の国で…。」
トミテ「おで達も連れてげ!」
クグラ「君達のパパのように立派な男になったら連れてってあげよう。」
ヒキツ「じゃぁすぐだ!」
クグラ「(この野郎…。)さぁ、今日は帰ろうな。」
そして城へ戻りヒキツとトミテはクグランとお別れをする。
ヒキツ「また来てくれる?」
クグラ「またクリスマスにクグランに会いたいと願い事を書いてくれればまた会えるぞ?(これでとりあえず来年までクグランやらないで済むな。)」
トミテ「ママ!今度のクリシュマシュいづだ!?」
「ん〜ずっと先かな。」
ヒキツ「え〜!!そんなの嫌だ!」
「クグランは忙しいんだから仕方ないのよ?ね?次のクリスマスまで待とうね?」
トミテ「…おで!いい子にずるがら!だがら…できるだけ早く来いよ!」
ヒキツ「ヒーもいい子にする!」
クグラ「……わかった。なるべく早く来てあげるからな。」
クグランはヒキツとトミテと指切りをしてお別れをした。
ヒキツ「またね〜!」
トミテ「バイバイ!!」
クグラ「じゃぁな〜!!」
一旦城を出たクグランは返信を解きいつものクグラに戻り部屋へ戻っていった。
クグラ「ただいま〜!」
「クグラ、お帰りなさい!お疲れ様!」
涼子はいつものようにクグラに口付けをする。
クグラ「いや〜スゲー疲れたよ。涼子〜癒してくれ。」
クグラは子供の姿で涼子に抱きつきながら甘え、涼子はクグラの頭を撫でる。
「はいはい。頑張ったね〜!あっ、もぅクリスマスの料理の用意できてるよ?」
クグラン達が空を飛んでる間に涼子はクリスマスの準備をしていたのである。
クグラ「おー!スゲーご馳走!」
「イナミ達戻って来たらみんなで食べようね!」
そしてしばらくするとイナミとウルキが帰ってくる。
ウルキ「ママ〜!デート楽しかった!」
「よかったわね〜!」
イナミ「私はカンナギともっと二人きりがよかったのにー!」
「いいじゃないの。カンナギも忙しい中デートしてくれたんだし!」
クグラ父「お〜い!じいちゃん来たぞ〜!」
エト「遅くなってすまない。」
エトがクグラ父を連れて来た。
クグラ「よし!じゃぁ始めるか!」
それから家族水入らずでクリスマスを過ごしたのです。
