第98章 クグラ一家のクリスマス
クグラ「えっと…トミテ君、怪獣じゃなくて妖精だよ?」
トミテ「ん?怪獣みだいだからいいんだ!」
クグラ「(この姿、怪獣でも妖精でもないと思うんだけどな…。)」
ヒキツ「ちやうの!妖精しゃんなの!怪獣ダメよ!!」
トミテ「ヒキツうるぜぇよ!!怪獣でいいんだ!」
ヒキツとトミテは喧嘩を始める。
「コラ!二人とも!喧嘩はダメよ!」
クグラ「ヒキツ君、トミテ君!喧嘩してはいけないよ!」
ヒキツ「だってトミテが!!」
トミテ「ヒキツがうるぜぇんだよ!!」
クグラ「……そうだ!二人とも!争うのはやめてクグランと遊ばないか??」
ヒキツ「えっ!遊んでくれるの??」
クグラ「(よし!喧嘩やめて食い付いたぞ…。)一緒に空を飛んであげよう!」
トミテ「やっだぁ!おでが先!」
ヒキツ「ダメ〜!ヒーが先なの!ヒーのクグランだもん!」
クグラ「コラコラ!二人一緒に飛んであげるから喧嘩はしないよ?」
「二人ともよかったね!クグランの言うことよく聞いてお利口さんにするのよ?」
ヒキツ&トミテ「あ〜い!!」
そしてクグランはヒキツとトミテを抱いて極飛で空を飛んだ。
トミテ「その羽…なんか極飛みだいだな!」
クグラ「!?……これはクグランの妖精の羽だぞ〜?」
トミテ「極飛に似でるじょ!」
ヒキツ「ちやうよ!極飛はパパのだもん!」
クグラ「……おっ!ミツハメが見えたぞ?」
ヒキツ「ヨルニャミのとこ!行く!」
クグラ「いや…神鞘は忙しいからやめておこうな?(ヨルナミに会ったらクグランが俺だとバラされる…。)」
トミテ「パパはいづも暇なのにな!」
クグラ「(トミテの奴…!!)クグラ様は仕事が早いから時間があるように見えるだけで実はスゲー働き者なんだぞ?」
トミテ「嘘だ〜!!」
クグラ「(トミテめ…俺を完全に暇人だと思ってやがる!今度俺が仕事しているところを見せるしかないな!!)本当だよ。この国に台風が来たりしないのはクグラ様のおかげなんだからな?」
ヒキツ「あっ!鳥さんだ!」
トミテ「おー!デガい鳥だ!!」
クグラ「(コイツら聞いてねぇし!!…つーか、そろそろ戻らないと時間切れになるかも…。)そろそろママのところに戻ろうか?」