第97章 夫婦喧嘩?
クグラ「涼子も兄さんも俺のなのー!!」
エト「まったく…。(あぁ、俺のクグラ…兄さんも俺のだなんて…可愛い過ぎる…。)……ところで涼子、話したい事ってクグラとのことか?」
「そうなの!クグラってばね…」
クグラ「だー!!言うな!!」
「なんでよ!言わなきゃお兄ちゃんにどっちが悪いか分かってもらえないでしょ!?」
エト「いったいクグラは何をやらかしたんだ?」
「クグラがね…この前二人で花畑に行ったんだけど…その時に突然押し倒してきて…『ここでヤろうぜ?』なんて言ってきてね…」
そう言うとエトは少し険しい顔をしてクグラを見た。
クグラ「(ヤバっ!兄さんの顔怖っ!!)」
「でね、私…外でする趣味はないから嫌って言ったのにクグラってば強引にしようとするから投げ飛ばしてやったの。そしたら今度は泣き落とししようとしてきてさ〜…」
クグラ「だって…どうしてもしたかったんだよ…。」
「したいなら部屋に戻ってすればいいでしょ!」
クグラ「外でやるのが興奮するんだろうが!…………あっ、マジでヤベェ…。」
クグラはどんどん険しい顔になっていくエトを見た。
エト「クグラ…お前………青姦なんて許さんぞー!!俺の可愛い弟がそんな破廉恥な!!」
こうして結局クグラはエトに怒られたのでした。
エトに怒ってもらい、もぅ外でしないと約束し満足した涼子はまたクグラといつも通りに話すようになったのである。
クグラ「……(外でヤリたい欲望はまだあるが…喋ってくれるようになってよかったぁ…。)」