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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第9章 神鞘ズの飲み会


カンナギ「よく乱暴な女と一緒に居られるよな。」
クグラ「ふっ…俺は強い女が好きなんだよ。」
ヤタカ「強いというよりガサツのが合ってると思うが。で、何が原因での喧嘩だったんだい?」
クグラ「涼子は強いんだ!!確か…涼子が残しておいたお菓子黙って食べたら怒っちまってさ…。20個あったうちの饅頭1個食べただけなんだぜ?確かにその前に1個食べたけどさ。俺が1個で涼子が20個っておかしくないか??」
ヨルナミ「おかしいというか…なんとくだらない…。」
ヤタカ「そもそも涼子は饅頭20個も食べれるのかい?ただ食い意地張って欲張ってるだけでは?」
クグラ「ん?普通に食うぜ?普段から俺の5倍くらい食うし。」
カンナギ「は?あの体のどこに入るんだよ!?…つーか、このカビのはどうするんだ?」
クグラ「よし!みんなで1切れずつ食ってみよう!」
ヤタカ「え!?僕も!?」
ヨルナミ「まぁクグラが居るのですから流石の涼子さんも死ぬようなものを食べさせようとはしないでしょう。」
カンナギ「そうだヤタカ。ヤバい味がしたら吐き出せばいい。」
ヤタカ「何の罰ゲームだ…。」
みんな恐る恐る食べてみる。
クグラ「あっ!やっぱ食えるじゃんか。」
カンナギ「意外と美味い…。」
ヨルナミ「本当…最初はクセのある味と思いましたが…なかなか美味。」
クグラ「ヤタカはどうだ?カビ美味いか??」
ヤタカ「その言い方はやめたまえ!…確かに美味しい。」
クグラ「だろ?ほらどんどん食って飲もうぜ!」
とりあえずカマンベールが食べられることが分かり他のつまみを食べながら酒を飲み徐々に酔っ払ってくる。
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