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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第94章 記憶喪失!?


それからしばらく寝所で寝かせておくと涼子が目を覚ました。
クグラ「涼子!大丈夫か!?」
エト「痛いところはないか?」
「ゔっ…ちょっと頭痛い、私どうしたの?」
クグラ「鳩にビビって森に逃げてすっ転んで気絶したんだよ。」
「うわ〜、最悪じゃん。てか、私ちゃんと思い出したよ。」
クグラ「えっ…?」
「記憶が戻ったんだって。クグラは私の旦那様、子供はイナミ、ウルキ、ヒキツ、トミテ、そっちに居るのはエトお兄ちゃん。」
クグラ「本当に…記憶戻ったのか?」
「うん。クグラ…心配かけてごめんね?」
クグラ「よかったぁ!!」
クグラは涼子を抱きしめた。
エト「本当によかったな…涼子。」
エトは涼子の頭を撫でる。
「お兄ちゃんも心配かけてごめんね。……ところでクグラ?あんたさっき私を唯一愛した女だとか言ってたけど…あんた革に求婚したことあるでしょうがー!!嘘つきー!!」
クグラ「なっ!あれはこっちではもう100年以上経っちゃってお前ともう二度と会えないと思ってたから!それに恋人になる前に終わった上にアイツ男だったし!」
「あんたなら男相手でもイケるでしょうがー!」
クグラ「イケねぇよ!!」
エト「うん…いつも通りの二人だ。」
いつもの乱暴な涼子を見てエトは安心しながら言った。
こうして無事記憶が戻りいつもの涼子に戻りましたとさ。めでたしめでたし。
クグラ「あぁ…記憶失くしてた時のが優しかったなぁ…。」(ボソッ)
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