第92章 降霊2
先代「え?カンナギよ、お前だってホモじゃないのか??」
カンナギ「なんで俺がホモなんだよ!!」
先代「だって地の神鞘とそういう関係だったんだろ?」
カンナギ「ちがーう!!幼馴染の友人で恋人じゃねぇし!」
先代「あれ?違ったのか?ホモな二人が付き合ってたのにお前が女に乗り換えて地の神鞘が怒って降し合いになった時に相手がマジで攻撃してきたんじゃなかったっけ??」
カンナギ「それ誰情報だよ…?」
先代「……天国で会った俺と同期の地の神鞘。」
「うわっ…やっぱ神鞘っていい加減な奴多いのね。」
カンナギ「先代の地の神鞘と結構交流あったのか?」
先代「そうだなぁ〜…つーか、付き合ってたのが地の神鞘だったりする。」
クグラ「うげぇ…マジかよ。そういや、先代の地の神鞘は自害したって聞いたけど…」
先代「あぁ、俺を刺し殺した後、奴も死んだんだよ。」
「で、天国で二人は一緒になったとか?」
先代「いや、アイツ新しい人生送りたいからってちょっと前に転生していったよ。100年以上成仏せずに俺に恨み言いっぱい言ってたけどな。」
「ふ〜ん…殺された後散々恨み言いっぱい言われて結局捨てられたのか。なんかお気の毒。」
先代「気の毒言うなー!!…あっ、なんかそろそろ消えそうだ………よし、最後に先輩らしいカッコイイこと言っていこう!カンナギよ、神鞘として立派に役目を果たすんだぞ?」
そう言うと先代の火の神鞘は消えていった。
カンナギ「アイツに役目果たせとか偉そうに言われたくねぇ…。」
「どう?呼び出してよかった?」
カンナギ「……あんまり。」
こうして2回目の降霊は残念な感じに終わりました。