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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第91章 天和国の七不思議?


ある日、首都での神鞘会議後にいつもの面子で話していると一旦席を外し戻って来たヤタカが突然言い出した。
ヤタカ「みんなは知っているかい?天和国の七不思議を…。」
「え?どうしたのいきなり??」
ちなみに涼子は現秘女王に霊関連の話で呼ばれて来てたのでこの場に居るのである。
クグラ「あっ!俺一つだけ聞いたことあるぜ?夜中の首都でうごめく少女ってやつ!夜中にカサカサと物音がするから侍女が見に行くとそこには謎の少女が居て何も言わずに逃げて行くってやつ!」
「あぁ、それね!犯人はキクリさんらしいよ?」
クグラ「え?なんで知ってるんだ?」
「キクリさん本人が言ってたから!なんか夜中に隠れてこっそりお菓子食べてるのが見つかりそうになって逃げるってのを何回かやったことあるんだってさ。『七不思議の一つって言われちゃったわ〜』なんて言ってた!あっ、言うなって口止めされてるから絶対言いふらさないでね!」
カンナギ「お前…口止めされてるのに喋ってんのかよ!口軽いなぁ!」
「だってクグラがその話出したんだもん!」
クグラ「だって俺が知ってる七不思議はそれくらいだし!ヨルナミは何か知ってるか?」
ヨルナミ「私が聞いたことがあるのは…ミツハメに夜な夜な現れる謎の鎧巨人と、夜な夜な木の実を食らうダイダラボッチとカグツチで夜な夜な火を噴く半裸の男ですね。鎧巨人の方はもう最近現れなくなったと言われてますが。」
「鎧巨人ってクグラのことじゃん?あんたヨルナミさんに夜這いにでも行ってたの?」
クグラ「男に夜這いなんてしねぇよ!!」
「じゃぁ、まさかヨルナミさんにあの鎧巨人の格好でで妖精クグランだよ〜ってやりに行ってたとか!?」
クグラ「やってねぇし!てか、クグランはこの前思いついたばかりだし!」
ヨルナミ「…クグランって何なのです??」
「ん?詳しくは『風の妖精?』を参照で!」
『風の妖精?』を参照後…
カンナギ「お前…いい歳して恥ずかしくねぇのか?」
クグラ「うるさいな!子供の為にやっただけだ!」
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