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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第90章 風の妖精さん


ヒキツ「…また会えりゅ?」
クグラ「あぁ、ヒキツ君くらいイナミちゃんもウルキ君もトミテ君も良い子になったらまた来るからな!」
ヒキツ「分かった!みんな良い子しゅるかりゃ!」
「(いや…上二人は絶対に無理だろ…。クグラの奴どうせ無理だからもう妖精ごっこ終わり〜くらいに考えて言ってるな。)」
クグラ「偉いぞ!では、さらば!!」
風の妖精クグランと名乗った鎧巨人姿のクグラは窓から飛んで去って行った。
ヒキツ「妖精しゃん!またねー!!」
そしてしばらくすると元の子供の姿に戻ったクグラが帰ってきた。
クグラ「帰ったぞ〜!(危うく変身が解けるところだったぜ。)」
ヒキツ「パパ〜!妖精しゃん来たの!」
クグラ「そりゃよかったな!」
ヒキツ「ヒーまた会いたいなぁ…。」
クグラ「みんなで良い子になれば会えるかもな!ヒキツだけじゃなくてみんなでだぞ?」
ヒキツ「良い子しゅるもん!」
そしてヒキツは三人が遊んでいる方へ行き良い子になるよう説得?を始めるのだった。
クグラ「そうだ頑張れ頑張れ!」
「にしてもさ…あの鎧巨人姿で妖精って信じるとは思わなかったよ。」
クグラ「あぁ、俺も〜!泣くか怒るかしてもぅ妖精のこと諦めると思ったんだけどまさかあの姿でよかったとはなぁ。子供ってよく分からねぇや。」
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