第89章 輪廻転生
エト「本当に親父の生まれ変わりなのか??」
クグラ父「そうだ…。エト、お前も立派になって…。」
クグラ父はエトに歩み寄る。
エト「…信じられん。…親父だという証拠はあるのか?」
クグラ父「そうだな…あっ!お前のこといっぱい知ってるぞ!親や家族だけが知ってることだ!まずは尻の左側にホクロがあるだろ?あとクグラが生まれたらずっと抱っこしっぱなしで毎日チューしたり…それから…」
エト「もういい!分かったから…親父だって信じるから…もう言わないでくれ…。」
「お兄ちゃん…クグラにチューしてたんだ。」
クグラ「なんかヤダ…。」
クグラ父「信じてくれるか!二人とも本当に立派になったな!エトは最後に会った時より少しだけ大人っぽくなったかな?クグラは…相変わらず小さいな。」
クグラ「小さい言うな!父さん達が死ぬほんの少し前に劍神に選ばれて時が止まったんだから仕方ないだろ!」
クグラ父「そんな怒るなって!涼子ちゃんは……ぐふふ、なかなか乳が大きい……ぐえっ!!」
涼子はクグラ父を殴った。体はまだ子供なので手加減はしました。
「このスケベ!!ねぇ、お父さんって昔からこんなだったの??」
エト「あぁ…だから貧しいわりに我が家は子沢山だったんだろうな…。」
クグラ「しかも可愛い子いるとたまにちょっかい出してたよな。」
「うげっ!一昔前のクグラじゃん!」
クグラ「俺は当時、真剣に妃探ししてただけー!」
「てか、そんなことしてたから最初に生まれ変わったのがフナムシだったのかもね。」
まぁそんなこんなで父と子の感動?の再開を果たし満足したクグラ父は今住んでる家に帰って行きました。
クグラ父「また来るからな〜!」