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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第88章 妖精?


クグラ「…涼子??」
「クグラ!可愛い!!いつも以上に可愛いよ!!」
クグラ「…俺、どちらかと言うとカッコイイと言われたい。」
「だって可愛いんだもん!子供達に負けないくらい!」
涼子はクグラの頬に口付ける。
ウルキ「えー!ウーのが可愛いよ!」
イナミ「私には負けてるって!」
「はいはい、あんたらのが可愛いね〜!…ねぇ、お兄ちゃんにも見せに行こうよ?」
クグラ「え〜…いいよ。恥ずかしい。」
「お兄ちゃん絶対喜ぶから!ね?行くよ!」
涼子は子供達と強引にクグラを連れてエトの部屋へ向かった。
「お兄ちゃ〜ん!」
エト「ん?涼子達か。どうした……なんだその可愛い妖精達は…。」
エトは子供達を見て言う。
「キクリさんが子供達にって作ってくれたんだよ!可愛いでしょ??」
エト「あぁ…可愛い。可愛過ぎる…。まるで小さい頃のクグラが妖精になったようだ…。」
ウルキ、ヒキツ、トミテを見ながら言う。
イナミ「私だって可愛いでしょ!」
エト「あぁ、イナミも凄く可愛いぞ。流石女の子だな。」
イナミの頭を撫でる。
「あとね、お兄ちゃんが超喜ぶの見せてあげる!」
エト「ん?……………クグラ!?」
涼子の背後に隠れてたクグラが照れながら姿を見せる。
クグラ「うん…。なんか俺の分も作ってくれたらしく……兄さん?」
エトは妖精姿のクグラを見ると背を向けて震えていた。
クグラ「……もしかして笑ってる?」
「いや、お兄ちゃん喜んでるんだよ。だよね?」
エト「……可愛い。」
クグラ「可愛い言われてもあんま嬉しくないんだが…。」
エト「妖精…いや、天使だ!!」
エトはクグラを抱きしめた。
クグラ「うわっ!!兄さんやめてくれよー!!」
エト「可愛過ぎる!!世界一可愛い…あぁ…クグラ!!」
クグラ「俺は男に抱かれる趣味はないー!!」
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