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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第87章 呪いのすごろく


クグラとエトが物置の整理をした時にある箱を見つけた。
首都にて
クグラ「すっかり忘れていたがこれ涼子の父ちゃんがスゲー面白い物だって言ってくれたんだよ。」
カンナギ「涼子の親父からってことは…スケベな物じゃねぇのか?」
クグラ「たぶんそうだと思うんだけどさ〜…結構前に貰ったやつだから何だったかあんま覚えてないんだよな〜。」
ヤタカ「まぁ開けるのは帰ってからのがいいんじゃないか?」
ヨルナミ「そうですね…如何わしい物をここで出すわけにはいかないでしょうから…。」
クグラ「よし!みんなで見てみようぜ?」
そして神鞘ズ揃ってクグラの城へ向かう。
神鞘なのに暇すぎじゃないかと思われるかもしれませんがそこは突っ込まないでいただこう。

クグラの城にて
「あっ!クグラ、お帰り〜!みんなもいらっしゃい!」
カンナギ「よっ!涼子!」
ヨルナミ「涼子さんごきげんよう。」
ヤタカ「またお邪魔するよ。」
クグラ「これ、この前物置整理した時に出てきてさ〜みんなで中見てみることにしたんだ!」
AVをみんなでコソコソ見てて涼子に怒られたことがあるのでそれ以来スケベ要素のある物を見る際コソコソせずに開き直るようになったのである。
「…それ何??」
クグラ「ん?前に涼子の父ちゃんがくれた奴なんだけどさ〜開けずに物置に置いて忘れてたんだよな〜。」
クグラは箱を開けながら言う。
「!?クグラ!!それダメー!!」
クグラ「えっ??」
中身はすごろくだった。
カンナギ「なんだよ…涼子がいきなり叫ぶからびっくりしたじゃねぇか!」
ヨルナミ「これが面白い物ですか??」
ヤタカ「ただのすごろくじゃないか?」
「それは呪いのすごろくよ…。一度開けたら誰かが最終地点に着くまで終わることができないの。」
ヨルナミ「呪いですって!?」
「しかもパパが持たせたということは…スケベ要素満載!!」
クグラ「なにーー!?そんな素晴らしいすごろくなのか!?」
「……そのすごろくは四人までしかできないのよ。」
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