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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第86章 恥ずかしい兄弟


「ヤダー!!クグラもお兄ちゃんも何してるのよ!!変態兄弟!!」
クグラが脚立に乗って上の棚を整理していた時にうっかり足を滑らせて落ちエトはそれを助けようとしたのだが物が散乱してた為、エトも転び結果的にエトがクグラの下半身を顔面で受け止めてしまい、クグラの顔はエトの下半身の上に落ちてしまったのだ。所謂69の状態である。
ヨルナミ「……二人が兄弟仲がいいのは知ってましたが…まさかその道に目覚めてしまうとは…。」
クグラ「違う!!これは事故だ!」
エト「そうです!足を滑らせて落ちたクグラを助けようとしただけで!!」
クグラ「俺は男とこんなことする趣味はねぇし!」
エト「俺だっていくら可愛い弟とはいえ、こういうことする願望などありません!」
カンナギ「ふっ…そんな必死に否定するなよ…。俺は言いふらしたりしないぜ?オヒカにしか。」
ヤタカ「僕も言わないよ…キクリにしか…。」
クグラ「お前ら黙ってるつもりないんじゃねぇか!……涼子?」
「クグラとお兄ちゃんの…変態!ホモ!スケベ!近親相姦ー!!」
涼子は物置部屋を飛び出して行った。
クグラ「ちょっと!涼子ー!待ってー!!」
エト「涼子ー!!お兄ちゃんを信じてくれー!!」
二人は追いかけて行った。
そして数日でなんとか涼子の誤解は解けたのだが…オヒカやキクリなど…誤解をしたままの人も居るのである。
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