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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第81章 蜘蛛妖怪と未来の子供達


カンナギ「ところで…そこに居るお前らそっくりなガキは何だ??」
ヨルナミ「イナミとウルキにしては大きくなり過ぎですが…。」
ウルキ10「申し遅れました。僕は10歳になったウルキです。」
イナミ10「私は10歳になったイナミだよ!未来から時間移動の力を使ってやって来ました〜!」
ヤタカ「えー!?このまともそうな喋りの少年がウルキ!?」
ヨルナミ「この涼子さんの生き写しのような少女が未来のイナミ?」
カンナギ「未来から来たって言うけどそんな力がお前にあるのか?」
イナミ10「あるよ!猿みたいな鞘のところで修行して最近手に入れた力なの!」
カンナギ「あぁ、あのサルな!」
ウルキ10「僕達はあの蜘蛛妖怪の毒で苦しんでいた母さんに助言をする為にやって来ました。」
イナミ10「蜘蛛妖怪も居なくなったし、ママも毒でやられなかったからよかったよ。」
ヤタカ「にしても…信じられない。あのウルキがこんなにまともに育つなんて…。」
ウルキ10「どういう意味です?」
ヤタカ「どうも僕的に君の印象はママママ泣いているって印象でね…。」
ウルキ10「昔の話ですから。」
カンナギ「それにお前ら二人でよくウンコだのチンコだの言いながら馬鹿笑いしてたろうが。」
イナミ10「えー!!私カンナギの前でそんなこと言ってたの!?」
ヨルナミ「カンナギの前だけでなくどこででも言ってましたよ。」
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