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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第74章 密会


「ったく!!てか、これを渡す為だけに来たわけ?」
父「うん!渡す為だけに大体の日にち決めてここで待ち合わせたのだ!」
「随分と暇なのね。」
父「ママのが稼いでるからね。」
トミテ「なぁ、じいちゃん!あしょぼうよ!(遊ぼうよ)」
父「遊びたいんだけど…マイハニーに洗濯と掃除と買い物行くように言われてるから帰らなきゃいけないのだよ。ごめんな。」
ヒキツ「え〜、ちゅまんない!」
イナミ「じいちゃんってこき使われてるのね!」
父「それを言わないでくれ。じゃぁそういうことでまたな〜。」
父はさっさと帰って行った。

そして城の中へ戻る。
「ったく…男ってのはスケベなんだから!」
ウルキ「パパのスケベ!」
イナミ「エロオヤジ!」
クグラ「みんなでそう言うなよ〜!」
話しながら廊下を歩いているとエトに会う。
トミテ「あ!エトだー!」
ヒキツ「エトー!抱っこー!」
二人はエトに抱きつく。
エト「なんだ?みんなで出かけて帰ったとこか?」
クグラ「いや…出かけてたというか……あっ!」
クグラは見られないように持っていたDVDと本をうっかり落としてしまった。
エト「こっ…これは……。」
日本の字は読めないが表紙でスケベな物だということは分かるであろう。
クグラ「あっ…えーと…兄さんも見てみる?」
エト「…俺の可愛いクグラが…あの幼いクグラが…こんな物を見て喜ぶなんてー!!」
エトはショックで走り去った。
「あらま〜…お兄ちゃんの中ではクグラは純粋な少年なままなんだね…。」
クグラ「でもよ…そこまでびっくりしなくてもいいだろ。俺もう300歳超えてるし、父親だし。」
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