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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第75章 女霊集団とお見合い!?


霊1「私恋人がほしいんです!」
散歩中に出会った幽霊に言われた。
「突然だな!!」
霊2「私も!恋人できれば成仏できるのに!」
霊3「男性とお付き合いすることもないまま死んで…未練だわ。」
霊4「婚活中にいい人と出会えたと思った矢先に事故で死んで本当無念だった…。」
「それは私に成仏の手伝いをしろとのことですかい?」
霊四人「その通り!!」
霊1「ねぇ、誰かいい方いないかしら?」
霊2「いい加減成仏したいのよ。」
「そう言われてもなぁ……………あっ!じゃぁ集団お見合いでもしてみる??男何人か集めてみるから!」
霊四人「やります!!」

涼子は男集めを開始する。
まず1人目は…
「イマカー!!」
イマカ「涼子様?何か御用でしょうか?」
「うん!あんた集団お見合いに参加しなさい!」
イマカ「…いきなり何を??」
「婚活中の女霊集団がいるからそれとお見合いしてって言ってんの!」
イマカ「…遠慮しときます。」
「遠慮なんてしないの!あんた絶賛花嫁募集中でしょ?顔がそんな感じよ?」
イマカ「そんなこと言った覚えはありませんしそんな顔してるつもりはありません!…そういうことはトルマキやタンデにでも頼んだらどうです?アイツら私以上に出番なくて暇でしょうし!」
この物語にイマカは一度だけ出ているがトルマキやタンデはまだ出ていないのである。
「あんなのに頼めることじゃないのよ。あんたさ?自分が女だとして、トルマキやタンデを紹介されたらどうよ?トルマキなんかが来たら、ふざけんなー!ってテーブルひっくり返したくなるでしょ?タンデに関しては怖くてお見合いどころじゃないでしょ?」
イマカ「…テーブルはともかく確かに嫌ですね。」
「でしょ?」
イマカ「じゃぁヒルハとエトでも誘ったらどうです?」
「ダメよ!ヒルハはラミちゃんという恋人が居るし、お兄ちゃんには迷惑かけられないわ!」
イマカ「(俺には迷惑かけていいのか!?)…………。」
「だから!消去法であんたにお願いするしかないの!いいでしょ?いいわね!妃命令よ!」
イマカ「…はぁ。分かりましたよ。(これ以上断ると今度はクグラ様と二人掛かりで攻めてきそうだなら折れるしかないな。にしても…消去法とかめちゃくちゃムカつく!!鳥を使って今度コイツに嫌がらせしてやる!!)」
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