第74章 密会
ヒキツ「あっ!ママ!!どこ行くの!?」
トミテ「おでも行くー!!」
イナミ「あっ!ヒキツ、トミテ勝手に行っちゃダメでしょ!!」
ウルキ「ウーだけ置いて行かないでー!!」
子供達も後を追った。
そして庭でクグラは人と会っていた。
クグラ「あっ!」
?「待たせて悪いね。」
クグラ「いや、俺もさっき来たところだから。」
?「持ってきたよ。」
クグラ「おぉ!」
?「この前のもなかなかの物だったろ?」
クグラ「あぁ。でもこっそり見るのも大変でさ。」
話していると涼子と子供達がやって来た。
「クグラー!!」
クグラ「げっ!涼子…。」
「げっ!じゃないわよ!コソコソと何してるの!?まさか浮気!?」
クグラ「それは違う!相手男だし!!」
「あんたの事だから女に手を出したら浮気だけど男なら浮気にならないとか解釈したんじゃないのー!?」
涼子はクグラの襟首を掴んで怒鳴る。
クグラ「お前らー!なんで涼子にバラしたんだー!!」
ウルキ「ウー達は強い者の味方だ!」
イナミ「そうよ!ママとパパだったらママの味方に決まってるわ!」
クグラ「お前らなぁ…!!」
「クグラー!密会して何をしてたか白状なさい!」
?「おいおい、そんなことしたらクグラ君が可哀想じゃないか。」
「は??…えっ!?パパ??」
イナミ「あー!!じいちゃん!」
ウルキ「なんでじいちゃんここにいるの!?」
父「おー!孫ちゃんズ!君たちのパパに用があってね。」
トミテ「用ってなんだ!?」
父「パパに渡したいものがあってね。」
ヒキツ「なになに??おもちゃ??」
父「ははは、お前達も大人になったら見るものさ。まだ子供だから見てはいけないよ?」
ヒキツ&トミテ「??」
「またスケべなDVDや本ね。これの受け渡しの為に貴様はコソコソしてたのかー!!」
クグラ「だって!こういうの見てるとお前不機嫌になるじゃねぇか!!」
「コソコソしてたら更に不機嫌になるわい!!てか、パパも!クグラに余計な物渡さないでよ!」
父「え〜、だってクグラ君喜ぶんだもん!」