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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第72章 剥製


犯人「俺は…一体何を…?」
「あんたは悪霊に取り憑かれて私を誘拐したのよ。記憶はあるはずよ?他に誘拐した人達はどこなの!?」
犯人「……あぁ!!思い出した…俺は誘拐して…殺して…剥製にして隣の部屋に………うわー!!」
犯人は叫び声を上げ泣き崩れた。
クグラ「あんなことしといてなんで今更!?」
「悪霊にほとんど操られてたようなもんだからね…。ただこの男にも人を殺したいとか人を剥製にしたいとかそういう願望がいくらかはあったんでしょうね。それが悪霊のせいで実現されたのよ。」
隣の部屋へ行くと誘拐された女性の剥製があった。
エト「っ!?…なんて酷い。」
「助けることができなかったのが無念だわ。」
そして犯人は警察に捕まった。

通信鏡にて
ヤタカ「涼子、今回も大変だったね。」
ヨルナミ「お怪我はなかったですか?」
「とりあえず大丈夫よ。ただ、剥製を見ちゃったから…私もクグラもお兄ちゃんもちょっと気分がね…。」
クグラ「あんなことするなんて信じられねぇよ。当分は気が重いぜ。」
カンナギ「だろうな…。で、今回の事件も霊絡みだったのか?」
「うん。悪霊に取り憑かれてだが故に起きた事件って感じね。」
ヤタカ「今後もまた酷い事件が起きたら悪霊に取り憑かれてる線も視野に入れないといけないかもしれないね。」
「そうね…。てか、もうこんな事件起きないことを祈るわ。」
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