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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第72章 剥製


犯人の家にて
クグラ「涼子ー!!」
クグラはシナドで扉を破壊した。
犯人「なんだ!?いきなり!!」
そして犯人の襟首を掴んだ。
クグラ「なんだじゃねぇ!涼子をどこにやった!!」
犯人「は?知らねぇな。つーか、神鞘様が人の家ぶっ壊していいんすか?」
クグラ「テメェが涼子を連れ去ったからだろ!」
犯人「は?何か証拠でもあるのか?」
エト「…兎に角、家の中を見せてもらおう。」
犯人「は?ふざけんな!見せる理由は………うわー!!」
クグラ達の背後から轆轤首になった涼子が顔を出した。
犯人「お前っ…なんで!?」
「あんたのおかげで心臓発作起こして死んだのよー!!だから幽霊になってあんたの所へ来てやったわ!!」
犯人「ひー!!ヤダ…あっちへ行け!!」
「さっさと私を監禁してる場所へ連れて行きなさい!!さもないと一生あんたに取り憑くわよ〜!!」
涼子は幽霊のふりをしながら犯人のに顔を近づけながら言う。
犯人「分かった!連れて行くから…だから離れろ!!」
犯人と監禁部屋へ行く。そしてクグラはまた極飛で扉をぶっ壊した。
クグラ「涼子ー!!うっ…。」
轆轤首になっている為首の伸びた涼子が倒れていた。
犯人「わー!!首がー!!」
クグラ「(分かってはいたがなんか見た目が…。)」
とりあえずシナドで縛られている鎖を切った。そして涼子は首を元に戻した。
「誘拐犯よくも私を監禁しやがったな!!」
犯人「元に戻った!?…お前妖怪か!?」
「違わい!!私は霊能者の三神涼子!先ずはあんたに取り憑いている悪霊を祓うわよ!!」
エト「悪霊の仕業だったのか!?」
「そう。悪霊に取り憑かれてるせいで今回の事件を起こしたのよ!」
涼子は悪霊用のお札を出した。
「悪霊退散!!」
悪霊を祓い封印用の札で封印した。
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