第7章 子供達と神鞘ズ
キクリ「あらあら、ごめんなさい。騒ぎ過ぎちゃったわね。」
「大丈夫大丈夫!ちょうどお腹空いた頃だろうから。ちょっと母乳あげなきゃ!クグラ、イナミの方よろしくね!」
クグラ「…?俺は乳出すの無理だぜ??」
「何言ってんのよ!向こうから持ってきた哺乳瓶でミルクあげてってこと!前にもやったでしょ??」
クグラ「…あぁ、あれか!はいはい。」
涼子は日本から哺乳瓶やミルク、紙おむつなどのベビー用品を買って持ってきたのである。
クグラはぎこちない手つきでミルクを作る。
ヨルナミ「…涼子さんの世界にはこんな物まであるのですね…。」
クグラ「そうそう!洗うの面倒クセェけど男の俺でも乳やれるから便利なんだ!あっ、お前ら涼子が乳やってるとこは見るなよ?」
カンナギ「つーか、見れねぇようになってるぞ?」
涼子は授乳ケープを着けて授乳していた。
「これあれば人前でも気にせず授乳できて便利なんだよ!」
クグラ「なんだよ!俺にも見えないじゃんか!」
ヤタカ「…そのくらい我慢したまえ。」
クグラはヤタカに抱いていたイナミを渡し涼子の方へ行く。
クグラ「…涼子の乳はこの前まで俺のだったのに…。」
「は??」
クグラ「この前までは俺が涼子の乳を触り放題だったのに!子供達に取られたんだ!!子供達は可愛いけど…それが辛くて辛くて。今だって揉み…ぐぇっ!!」
ヨルナミがクグラの頭をナキサワをハリセンのようにして叩いた。
ヨルナミ「クグラ!あまり破廉恥なことを言うのはおやめなさい!」
「まったく…クグラは最近赤ちゃん返りしてるんだよね。」
カンナギ「ぷっ!親父のくせに赤ん坊返りかよ!」
クグラ「うるさーい!!」
ヤタカ「ところでクグラ…僕はいつまでイナミを抱いてればいいんだい?なんかさっき排泄したみたいなんだが…。」
クグラ「あぁ、悪りぃ!イナミ今オシメ替えてやるからな。」
クグラはわりと慣れた手つきでオムツを替えた。
ヨルナミ「クグラ…意外と上手く出来るんですね。」
ヤタカ「確かに意外だ…。(う〜、なんかまだ手に排泄された時の感触が残ってる気がする…。)」
クグラ「意外は余計だ!」