第65章 座敷わらし
今日はミツハメに住んでるナグのところへお邪魔して子供達と遊んでもらってます。
ちなみにナグはヒモロゲと一緒の部屋に住んでいるのです。創世の中にいた時に結構気が合ったらしい。
「なんかヒモロゲってシンパパみたいだよね〜。」
ヒモロゲ「は?しんぱぱ??」
「え〜と…父親だけで子供育ててるみたいってこと!」
ヒモロゲ「あぁ…。ん?つーか、俺は父親じゃないし!独身で花嫁絶賛募集中なんだぞ!!」
ナグ「ヒモロゲは父親というか友達だよ?僕父親は革のトト様がいい。」
「ナグは革のこと好きだよね〜!」
ナグ「うん。少しの間だったけど…親のいない僕の父親になってくれたから。」
イナミ「ちょっと!ナグー!せっかく遊びに来てやったんだから話してないであたち達と遊びなちゃいよ!」
「コラ!遊びに来てやったじゃないでしょ!一緒に遊ぼうよって言いなさい!」
ナグ「いいよいいよ、涼子ちゃん。イナミちゃんゴメンね?遊ぼう。」
ナグの神意は子供達に大人気なのです。
そこにお菓子を持ったヨルナミがやって来ました。
ヨルナミ「涼子さん、こんにちは。」
「あっ!こんにちは!」
ヨルナミ「これよかったらナグと子供達に食べさせてあげてください。昨日お菓子を頂いたんですよ。ナグと子供達の分でちょうど五つありますから。」
「ありがとう!みんなー!ヨルナミさんがお菓子持ってきてくれたよー?」
イナミ「え!?お菓子!?」
ウルキ「やったぁ!!」
イナミとウルキは即座にお菓子の方へ行く。
「先ずはありがとうでしょ?あと、手を洗ってから食べなさい!」
ウルキ「ヨルニャミありがとう!」
イナミ「有り難くいただくわ!」
そして二人は手を洗いに行った。