第63章 黒魔術(グロ注意?)
ここ数日で人間や動物の内臓がごっそり抜かれている変死体が何体も発見された。
最初は人間による犯行かと思われたがあまりの数の多さや抜かれた内臓の行方が不明の為、妖怪や悪霊が関係している可能性もあるとのことで涼子達も警察の捜査に協力することになった。
「にしても内臓を抜くとか…やる事が酷すぎるわよね。」
クグラ「だよなぁ。一体何の目的があるんだ…。」
ヨルナミ「抜かれた内臓の行方も分からないんですよね?」
ヤタカ「あぁ、今のところ発見されてないらしい。」
カンナギ「…まさか内臓を集めてるとか?」
「気持ち悪っ!変なこと言わないでよ!!」
ヤタカ「でもこんな猟奇殺人をやるような犯人だ…可能性が無くもないよ。」
「…とりあえずそんな犯人ならさっさと捕まってもらわないと!!」
クグラ「何か探す方法はあるのか??」
「死者に聞いてみるのが手っ取り早いわね。」
ヨルナミ「どうやって聞くのです?」
「とりあえず警察へ…まだ遺族に引き渡される前のご遺体のところへ行きましょう?そのご遺体に直接聞くわ。」
カンナギ「遺体に直接って…そんなことできるのかよ!?」
「短時間だけどね。兎に角、急ぎましょう。」