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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第60章 ストーカー?


クグラ「…何だったんだ??」
ヨルナミ「とりあえず中を見てみては?」
ヤタカ「あっ!念の為ゆっくり開けたまえ!開けたら爆発なんてこともあるかもしれない。」
クグラ「あぁ…。」
ゆっくりと封筒を開ける。
ヨルナミ「手紙のようですね…。」
カンナギ「何て書いてあるのか早く読んでみようぜ。呪いの手紙だったりしてな!」
クグラ「そういうこと言うなって!気味悪りぃんだから…。」
そしてみんなで中身を読んでみる。
ヨルナミ「こっ……これは!?」
カンナギ「まさか!?恋文!?」
クグラ「…嘘だろ!?」
ヤタカ「信じられない…あの怪力妖怪女に恋文だと!?」
クグラ「おい!俺の涼子に向かって怪力妖怪女とはなんだよ!!」
カンナギ「つーか、さっきの奴も涼子も女だよな?女同士で??」
ヨルナミ「でも世の中には色んな方が居ますからねぇ…。とりあえず最後まで読んでみましょう。」
ヨルナミは結構興味津々である。
手紙の内容はこんな感じである↓
『三神涼子様。突然のお手紙失礼いたします。
あなたの名は色々な方から聞いて知りました。
先日あなたとぶつかった時、私は運命を感じました。一瞬の出来事でしたが私はあの瞬間恋に落ちたのです。一見普通の女の子に見えますが実はガッチリとしている肩、逞しい二の腕、筋肉質な太もも、そしてあの迫力のある顔…全てが好きです。是非私とお付き合いをしてほしいです。もちろんご結婚されてるのは承知の上です。でも女性同士の付き合いは不倫にはならないと思います。あなたと清い付き合いから更に深い付き合いができればと思っています。明日、お城の近くでお待ちしてますのでお返事を聞かせてください。あなたの逞しい身体に抱かれる日が早く来ますように。」
カンナギ「………ぷふっ!ギャハハハハハ!!迫力のある顔だって!!逞しい身体だってー!!」
ヤタカ「褒められてる感じしないよね…。ぷふっ!」
ヨルナミ「……………。」
カンナギとヤタカは笑いヨルナミは肩を震わせ笑いを堪えていた。
クグラ「お前ら!笑うなよ!俺の涼子が女とはいえ言い寄られてるんだぜ?大変じゃねぇか!」
ヤタカ「…まぁ、帰って涼子に渡してどうするか考えればいいんじゃないか?」
カンナギ「アイツだったらどうせキッパリ断るだろ。」
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