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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第6章 妊娠と出産


妊娠してから数ヶ月が経った。(早過ぎという突っ込みはご遠慮いただく。)お腹の赤ちゃんも順調に育ち胎動も感じるようになった。

「悪阻はなくなったけどなんか妙にお腹が重いなぁ。」
クグラ「涼子辛いのか??あぁ!!俺が代わってあげられればいいのに!!」
「いや、クグラが妊娠したらおっかないから!」
クグラ「(妊娠中の自分を想像する)…確かに怖っ!!つーかキモっ!!」
「まぁ私は大丈夫だよ!お腹重たいだけだし。」
クグラ「そうか?…この中に俺の子がいるんだよなぁ…。」
クグラは涼子のお腹を撫でる。するとお腹の中で赤ちゃんが動く。
クグラ「おっ!スゲー動いてる!!」
「ほんとだ!いつも以上に動いてるからクグラに撫でられて喜んでるんじゃない?」
クグラ「そうなのかな…。」
今度は涼子のお腹に抱きつき耳を当ててみる。
クグラ「…なんかめっちゃ蹴ってくるぞ。こんなに蹴るもんなのか??」
「クグラが触ってるのが分かるから反応してるんだよ!早く会えるといいね〜!」
クグラ「おっ!今度は勢いよく一発蹴ってきたぞ!」
「赤ちゃんもクグラに早く会いたいんだよね〜。クグラは男の子と女の子どっちがいい??」
クグラ「涼子そっくりな女がいい!あ〜、でも男だったら俺の後継になってほしい気もするしな…まぁどっちでも俺は嬉しいぞ!涼子はどっちがいいんだよ?」
「う〜ん…クグラそっくりな男の子だったら可愛いだろうし…女の子だったら可愛い服着せられるから楽しいだろうし…迷うなぁ。」
クグラ「まぁどっちでも俺らの子だし可愛いだろうな。…元気に生まれてこいよ。」
クグラはまたお腹を優しく撫でる。
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