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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第6章 妊娠と出産


首都にて

クグラ「みんな聞いてくれよ!」
ヨルナミ「クグラ、挨拶はどうしたのです??そなたは何年注意しても…」
クグラ「はいはい、ごきげんよ〜!でな、遂に俺も父親になることになりました〜!」
ヨルナミ「クグラが父親に!?」
ヤタカ「何かの冗談では!?」
カンナギ「どっちの姿でヤったんだ??まさか子供の姿のままヤったのか!?つーかそれで孕むのか??」
ヤタカ「カンナギ!下品な言い方はやめたまえ!!」
クグラ「お前らな…おめでとうとかあるだろうが!」
ヨルナミ「…失礼。おめでとうございます。」
ヤタカ「すまない。おめでとう。」
カンナギ「はい、おめでとうおめでとう。」
クグラ「なんかムカつくな。」
ヨルナミ「そなたが突然父親になるとか言うからびっくりしたんですよ。」
ヤタカ「で、妊娠してからどのくらい経つんだい??」
クグラ「ん?よく知らねぇ。」
カンナギ「は?自分らのことだろ??」
クグラ「いやぁ〜…今さっき涼子が気分悪いって言ってて医師に診てもらったら妊娠だって言われただけだから。」
ヨルナミ「はぁ…クグラ、父親になるのですからもっとしっかりしなさい。」
クグラ「へいへい。じゃぁ!俺忙しいから帰る!」
クグラはさっさと飛んで帰ってしまう。
カンナギ「あいつ何しに来たんだ??」
ヤタカ「涼子の妊娠のことで頭いっぱいで会議があるの忘れてるんじゃないか。」
ヨルナミ「もう少ししたらエトに怒られて戻ってくるでしょう。」

クグラの城にて
クグラ「兄さん!涼子の妊娠のことみんなに言ってきた!」
エト「…会議はどうしたんだ?」
クグラ「…!!忘れてた!」
エト「早く行ってきなさい。」
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