第55章 離婚の危機!?
クグラ「…涼子本当に不倫してないんだな?」
「してないよ。あれは演技なんだって!……でも勘違いさせちゃったみたいでごめんね?」
クグラ「………涼子のバカー!!本当に不倫したんだと思って俺悲しかったんだぞ!でも…よかった…。不倫じゃなくて…本当に良かった…。」
またクグラは泣き出す。
「そんな泣かないでよ…。なんか凄い罪悪感…。」
涼子はクグラの頭を撫でた。
クグラ「だって…涼子まだ若いから…俺に飽きたんじゃないかって思ったり…俺見た目が子供だから…嫌になるかもしれないって思ったりもして…」
「私はクグラに飽きることもないし嫌いになることはないからね。」
涼子はクグラを抱きしめた。
ヨルナミ「(まるで母と子のようだ…。あぁ、私も母上に頭を撫でられて抱きしめられたい…。)」
クグラ「涼子〜!!だいじゅぎだー!!」
泣き過ぎて鼻が詰まってしまってます。ちなみに『大好きだー!!』と言ってます。
「よしよし。私も大好きよ。(…鼻水と涙がメッチャ服に付いたー!!)…みんなもお騒がせしてごめんね。」
ヤタカ「全くだ。でも不倫でなくてよかったよ。僕は人一倍裏切りを許せないタチだからね。」
ヨルナミ「どうしてもそういう演技の練習したい場合はこれからはクグラの前でするようにしてくださいね。クグラは思い込みが激しいですからまた同じことになったら大変です。」
クグラ「だって、演技とは思えなかったんだ!!マジな感じでよ…。」
「マリアはプロだし、私も演劇部で結構上手い方だったからね〜!」
カンナギ「つーか、もぅ不倫系の演技禁止にした方がいいんじゃねぇの?」