第55章 離婚の危機!?
クグラは仕事の帰りに綺麗な花を見つけた。
クグラ「綺麗な花だな…涼子に持って帰ったら喜ぶかなぁ…。」
そして花を何本か摘んでニコニコしながら帰る。
クグラの城にて
クグラ「涼子喜んでくれるといいなぁ……ん?」
自室の扉の前に行くと話し声が聞こえた。
?「どうしても君と一緒にはなれないのか?」
「無理よ…私には夫と子供が…。」
?「分かっている!でも僕は君と…」
「言わないで…そろそろ夫が帰ってくるわ!もう帰って…。」
?「僕は帰らないよ!」
涼子と男の会話をクグラは扉に耳を当て聞いていた。
クグラ「(どういうことだー!?涼子が…本当に不倫!?)」
クグラはショックで持っていた花を落とす。更に力が抜けて神意も解けて子供の姿になった。
?「僕は君を愛しているんだ!!」
「…私だって。でも夫にこのことがバレたらあなたも私も大変なことになる!」
クグラ「………そんな。涼子が…他の男と……わー!!」
クグラは泣きながらシナドで飛び城から出て行った。