第51章 カンナギの夢
カンナギ「なっ…なんで…?お前…アカチ??」
なんと涼子の顔がアカチの顔になってたのです。
アカチ「パパ〜大好き〜!うふふ。」
カンナギ「んがーー!!俺は男とそういうことする趣味はなーい!!」
そして目を覚ました。
カンナギ「…はっ!!なんだ…夢か。……おい、お前ら何してる?」
トミテ「いひひひひ!ぬりぬり!」
ヒキツ「ひーげ!」
ヒキツとトミテがカンナギの顔と体に落書きをしていた。
クグラ「おぅ!カンナギ起きたか!…ぶははははは!!なんだその顔!?」
「どうしたの??……キャハハハハハハ!!」
イナミ「わ〜!カンナギ変な顔!」
ウルキ「おヒゲがモジャモジャー!」
「鏡見てみ〜?」
涼子が鏡を渡す。
カンナギ「…うげっ!!何だよこれ!ガキ共!よくもやったな!!」
トミテ「キャハハハハハ!怒った〜!」
ヒキツ「逃げろ〜!!」
ヒキツとトミテは逃走した。
クグラ「まぁまぁ、子供のやったことだから大目にみてやってくれよ。」
カンナギ「なにが大目に見てだ!ったく!顔洗わせてもらうぞ!」
カンナギは洗い場で顔を洗う。
「カンナギ…ヒキツとトミテがごめんね?よく言い聞かせておくから。」
涼子はタオルを渡した。
カンナギ「あぁ…。」
カンナギは顔を拭いた後、涼子を見つめる。そして頭を撫でた。
「なぜ私の頭撫でる!?」
カンナギ「なんとなく…。(コイツ夢の中だけど俺の娘だったんだよなぁ…可愛かったなぁ…。)」
さらに目一杯頭を撫でまくる。
クグラ「あっ!カンナギ!なんで俺の涼子に触ってるんだよ!!」
クグラは涼子を自分の方に抱き寄せた。
「クグラはすぐヤキモチ妬くんだから!なぜか頭撫でられただけだよ。」
クグラ「じゃぁ俺も撫でる!」
「…あんま撫でると髪が薄くなりそうだから程々にしてくれ。」
それからカンナギに会うとちょくちょく頭を撫でられるようになった。何故撫でたくなるのかはカンナギ以外誰も知らないのである。