第51章 カンナギの夢
クグラ「涼子ちゃ〜ん!あ〜そ〜ぼ〜!!」
「あっ!クグラお兄ちゃんだ!」
子供の姿のクグラがやって来た。
カンナギ「は?クグラお兄ちゃん??」
「涼子、クグラお兄ちゃんと遊んで来るね!」
涼子はさっさとカンナギから離れ外へ出て行った。
カンナギ「あ!?さっきパパと遊ぶって駄々こねてたくせになんだよ!!」
外では涼子と子供の姿のクグラが遊んでいる。カンナギはそれを見ていた。
カンナギ「クグラ、お前いい歳して子供と遊んで楽しいか?」
ちなみにクグラと涼子はおままごとをしている。
クグラ「そりゃ楽しいさ!未来の嫁さんが遊びとはいえ俺に飯作ってくれてるんだぜ?」
カンナギ「は?未来の嫁だ!?何勝手に決めてやがる!」
クグラ「勝手じゃねぇよ。この前、『涼子、クグラお兄ちゃんのお嫁さんになる!』って言ってたし!」
カンナギ「涼子本当か?」
「うん!涼子ね、大きくなったらクグラお兄ちゃんと結婚するんだよー!」
カンナギ「涼子、コイツ見た目はかなり若いが実際はかなりのおっさんだぞ?そんなんでいいのか?」
クグラ「おっさん言うな!お前だって150年以上生きてるじゃねぇか!」
カンナギ「はっ!お前はその倍は生きてるだろうが!しかも前まで後宮に国中の女連れ込んで遊びまくってたスケベ野郎のくせに!」
クグラ「その話はするなー!!」
「喧嘩はダメだよ!ねぇ、おままごとの続きしようよ!」
クグラ「涼子ちゃんごめんごめん。喧嘩じゃないからね〜。さぁ、続きしような〜!」
「うん!パパも一緒にやる??赤ちゃんの役やっていいよ??」
カンナギ「…いや、俺は見てるだけでいい。」
クグラ「ぷっ!…カンナギが赤ん坊とかウケる!!」