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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第50章 父が来た


ヤタカ「ん??涼子ちゃん??涼子、君の知り合いかい??」
「…やっぱりね。パパなんでしょ!!こんな所まで来て何やってるのよ!!」
クグラ「えー!!涼子の親父さん!?」
変質者は覆面を外す。ちなみにアルファベットで『涼子LOVE』と書いてある服を着ている。フヨウが見たことない文字の書いてある服とはこれのことである。
パパ「ハハハ!バレては仕方ない!クグラ君久しぶりだね。そう、私は涼子ちゃんのパパだよ〜ん!!…ぐあっ!!」
涼子は父に蹴りを入れた。
「パパだよ〜ん!じゃないわよ!!女の人にちょっかい出して!!どういうつもりよ!!」
パパ「ふふっ!この国の人って露出の多い服の人多いだろ?それでこの俺が声かけずにいられると思うかい?乳の谷間が見えたらこの父が現れるのは当然のこと!俺の大好きな言葉!それは『乳の谷間、ムチムチした太もも!柔らかい尻』だ!…ぐえっ!!」
今度は父を一発殴る。
ヨルナミ「涼子さんのお父上っていったい…。」
カンナギ「ただのスケベ親父だな。」
「恥ずかしいからさっさと帰れ!!もうこっちに来るのはやめてよね!!」
パパ「そんな〜。涼子ちゃん冷たいなぁ。」
「早く帰らないとママに言いつけるから!!」
パパ「…それだけはマズい!!分かった、帰るよ。クグラ君、皆さんお騒がせしてすまない。涼子ちゃん孫ちゃんズによろしくな。この風呂敷の中身は下着ではなくて孫ちゃんズとクグラ君にプレゼントだから貰ってくれよ。じゃぁな。」
そして父は案外あっさりと帰っていった。
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