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クグラと夫婦(アラタカンガタリ)

第46章 クグラの夢


「クグラお兄ちゃん!起きて!!」
クグラ「ん?ここは??」
なぜか俺は花畑で眠っている。
「お兄ちゃん何寝ぼけてるの?一緒に遊んでたのに一人で寝ちゃって…。」
クグラ「…お前は?…イナミ??」
「は?イナミ??私は涼子だよ?」
クグラ「え??涼子?なんでそんな小さいんだ??」
なぜか子供の姿の涼子が居る。しかもイナミそっくり。
「…お兄ちゃん大丈夫?5歳なんだから小さいのは当たり前よ?」
クグラ「は?5歳??俺は何歳??」
なんか俺の体も更に小さくなってる。
「お兄ちゃん達はこの前7歳になったでしょ?」
クグラ「お兄ちゃん達??」
「とりあえずお家に帰ろう。」
お兄ちゃん達って…エトと300年以上前に死んだ兄さん達のことか??でも7歳って…。
「お兄ちゃん達〜ただいま!」
カンナギ「おぅ!涼子帰ったか!」
ヨルナミ「お帰りなさい。」
ヤタカ「母さんがおやつを用意してくれたから早く手を洗ってきな。」
クグラ「……………。」
みんな小さくなってる…そしてみんな微妙に俺より背が高い。
ヨルナミ「クグラ?どうかしましたか?」
クグラ「なんでお前達が??」
ヤタカ「何を言ってるんだい?ここは僕らの家なんだから僕らが居て当たり前じゃないか。」
「なんかね〜クグラお兄ちゃん寝ぼけてるんだよ。」
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