第45章 お兄ちゃん
ある日、クグラは仕事でいないので涼子一人で子供達の相手をしていた。
イナミ「ママ〜おやつ食べたい!」
「もぅそんな時間か…じゃぁみんな手を洗って自分の席に着いてね!」
子供達「は〜い!」
子供達はそれぞれ手を洗い自分の席に着く。おやつの時はみんな良い子なのである。ちなみにヒキツとトミテは1歳を過ぎました。
「はい、用意できたよ〜。」
今日のおやつはイナミとウルキには麦茶とヨーグルトとポテトチップでヒキツとトミテにはポテトチップの代わりに赤ちゃん用のせんべいを出した。
ウルキ「ウー、チョコがよかったのに〜!!」
「昨日食べたでしょ!?毎回はダメ!」
イナミ「あー!ヒキツとトミテはせんべいだ!あたちもせんべい食べたい!」
「あんたらにはポテトチップがあるでしょ!両方は食べ過ぎ!」
トミテ「あぅー!」
ヒキツ「めー!!」
トミテはヒキツのせんべいを取り上げた。
「こらっ!トミテは!それはヒキツのだから手を出さないの!」
食べるまでは良い子だったのだが食べ始めると揉めるので大変である。そしておやつをさっさと食べてまた遊び始める。
するとエトがやってきた。
エト「失礼する。涼子、子供らの面倒一人では大変だろう?何か手伝えるか?」
「エトさんありがとう!今のところみんな仲良く遊んでてくれてるから大丈夫だよ!あっ!よかったら一緒に一服しない??子供らのおやつ終わって今度は私も何か食べようかと思って!」
エト「そうか?じゃぁいただくとしよう。」
そして二人は一緒にお茶を飲む。
エト「これは日本のお茶と菓子だよな?なかなか美味いな。」
「でしょ〜?このポテチはクグラが大好きなんだよ!」
エト「確かにクグラが好きそうな味だな。」