第40章 打倒カンナギ!
クグラの部屋にて
「イナミ〜!憧れのカンナギが来たよ〜!」
イナミ「カンニャギ〜!?わ〜カンニャギだ〜!!」
カンナギ「(妙に喜ばれてる…。)イナミ前に見た時より大きくなったな。」
カンナギはイナミの頭を撫でた。
イナミ「………。」
イナミは照れて涼子の後ろに隠れる。
「あらま、いっちょ前に照れてやんの。」
ウルキ「カンニャギ!覚悟!!」
ウルキはカンナギに向かって折り紙で作った手裏剣を投げた。
カンナギ「…今度は何だ??」
「前に作ってあげた手裏剣だ。…沢山作れって言ってきたのはカンナギを攻撃する為だったのね…。」
カンナギ「感心してないでウルキの奴を止めてくれ。痛くはねぇがしつこい。」
「もぅ無駄よ…今度は親父の方も加勢してるんだから…。」
涼子は諦めた顔をしてウルキの方に視線を向ける。
クグラ「ウルキ!次はこれでイナミをたぶらかすカンナギをけちょんけちょんにしてやれ!」
ウルキ「うん!」
ウルキに玩具の刀を持たせた。
イナミ「ウルキもパパもやめて!カンニャギいじめちゃダメよ!」
イナミが止めに入った。
クグラ「イナミ…パパとウルキよりカンナギを選ぶのか!?」
イナミ「当たり前よ!」
クグラ「ガーン!!」
クグラは本気で落ち込んだ。