第40章 打倒カンナギ！

クグラの城の廊下にて
ウルキ「カンニャギ！勝負だ！」
カンナギ「は？」
ウルキ「ウーと勝負だ！」
カンナギ「…悪いが俺は涼子に買ってきてもらったカップラーメン受け取りに来ただけでな。お前と遊ぶ時間は…」
ウルキ「えいっ！！」
ウルキはカンナギの脛に蹴りを入れた。
カンナギ「いってぇ！何しやがる！」
ウルキ「勝負しろって言っただろ！イナミをたぶらかす悪い奴め！」
カンナギ「は？たぶらかすなんてお前どこで覚えたんだ！？つーか、たぶらかした覚えなんぞない！」
「こら！ウルキ！何してんの！！」
涼子が来てウルキを止めに入る。
ウルキ「ママ、はなちてよ！カンナギを倒すんだ！」
カンナギ「なぁ、涼子。俺コイツに何かしたか？」
「あぁ、ごめんね。ただのウルキの逆恨みだから！」
カンナギ「逆恨み？？」
「うん。前にイナミがカンナギのことが好きだとかお嫁さんになるとか言ったらウルキがヤキモチ妬いちゃってね。」
ウルキ「カンニャギ！許さん！」
「やめなさい！いい加減にしないとエトさんにお尻叩いてもらうよ！」
ウルキ「…ママのバーカ！！お前の旦那うんこたれ！！」
しょーもない捨て台詞を吐き去って行った。
「まったく…しょーもないことばっか言って！てか、お前の旦那って…あんたのパパのことだし！…カンナギ、ウルキがごめんね。」
カンナギ「まぁガキの言うことだから気にしてない。」
「お詫びと言っちゃなんだがカップラーメンの他にも色々持ってって！」
「あぁ。」