第35章 盗賊団
そして訓練当日
「よし!野郎ども!ぜってぇ勝つからな!気合い入れろよ!」
霊1&2「おう!」
ちなみに霊を実体化させる札のおかげで盗賊の霊たちは触れる事ができるしみんなにも見えるようになってます。そして涼子は気合を入れる為に何故か持っていた昔の不良のような服を着ている。
カンナギ「…お前何だよその変な格好?」
「盗賊だから悪そうに見えるの選んだ!」
クグラ「(…なんかとてつもなくダサい気がするのは気のせいなのだろうか。)」
ちなみにチーム分けは↓
兵士側…各領土の兵士3名ずつ、ヒルハ、イマカ、ヒモロゲ、オヒカ、オキマ、アオイ
盗賊側…涼子、霊1&2
審判…クグラ、ヨルナミ、カンナギ、ヤタカ
見学…エト(子守のため)、子供達
以上
「ちょっと!なんで兵士側そんなに沢山居るのよ!!」
ヤタカ「君のような怪力妖怪が相手なんだよ?このくらい居ないと不公平になるじゃないか。」
「怪力妖怪って何よ!このスケコマ紳士!」
クグラ「まぁまぁ、涼子。よく考えてみろ?盗賊側の人間はお前だけだろ?ってことはお前一人で食い放題なんだぜ?大人数だと分け前減るだろ?この方が得だと思わないか?」
「…確かにそうね!早く始めましょう!!」
ヨルナミ「(なんて単純な…)…では決まり事をいくつか説明しておきます。先ず鞘は劍神を使わないこと。兵士も鞘も決められた武器のみ使うこと。盗賊側は我々が前もって許可を出した武器のみ使うこと。盗賊側が兵士側の陣地に乗り込み宝を奪って盗賊側の陣地まで無事運び終えれば盗賊側の勝ちとします。逆に盗賊側が降参するまで宝を守るまたは盗られた宝を奪い返せば兵士側の勝ちとします。」
「分かったわ!!」
ヤタカ「では訓練を開始する!皆持ち場へ着くように!」
クグラ「涼子〜頑張れ〜!」
イナミ「ママ〜!!たべほーだいだよー!!」
ウルキ「がんばれー!!」
「ありがと〜!!」