第34章 ナチルとチョコレート
その夜の涼子
「クグラ〜!」
クグラ「………。」
クグラは拗ねていた。
「1日放ったらかしにしてごめんね!拗ねないで?」
クグラ「ふん!!」
「クグラ〜!お願い許して?あっ!クグラに渡したい物があるの!」
涼子は箱を出す。
「昨日ナチルさんと一緒に作ったんだよ?クグラに食べてもらいたくて…。」
涼子は中のチョコを見せた。チョコには天和国の文字で『クグラ愛してる」と書いてあった。
クグラ「…これを俺の為に??」
「そう!驚かせたくて内緒で作ったの。まだ怒ってる??」
クグラ「怒ってるわけないだろう!涼子!俺も愛してる!」
涼子を抱きしめる。
「クグラ…。」
クグラ「にしてもケツの形のチョコとはなかなか面白いな!」
「え??」
クグラ「これケツだろ??」
クグラはハートの形を見て言う。
「いや、それハートだから!日本では愛の意味がある形なの!なんで尻になるのよ!」
クグラ「…マジかよ。今夜はケツの方にしてほしいっていうことかと…」
「んなわけないでしょ!!」